コイン探求の旅、今回ご紹介するコインは『インドール藩王国 1ルピー銀貨』です。
発行国 | インドール藩王国(インド) |
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材質 | シルバー |
品位 | ? |
発行年 | 1892年 |
発行枚数 | ? |
鑑定会社 | 未鑑定 |
グレード | VG~F相当 |
サイズ |
藩王国については、以下にまとめましたので参照して下さい。
このコインは、表面には周囲に葉を付けた小枝と、かなり見切れていますが上部にシャー・アーラム・シッカ・ムバラク(シャー・アーラム2世を指しますが、シッカ・ムバラクの意味が不明)の文字、中央やや左上にヴィクラム暦の年号1949年が刻まれています。裏面には中央に太陽と、その周囲にマラーティー語でマハラジャ・シバージー・ラーオ・ホールカルの文字が刻まれています。
このコインは、インドール藩王国のシヴァージー・ラーオ・ホールカルの治世において発行されたコインです。在位期間は、1886~1903年です。シヴァージー・ラーオ・ホールカルは、1903年に退位しその後1908年にインドールで亡くなりました。インドール藩王国は、彼の2代後のヤシュワント・ラーオ・ホールカル2世の代で、1947年のイギリス領インド帝国の解体およびインド・パキスタン分離独立の際にインドへ帰属することとなりました。シヴァージー・ラーオ・ホールカルについてはほぼ情報が無く、これ以上書くことができませんでした。
このコインの鑑定枚数は、PCGSでは見当たりませんでした。NGCは1枚のみで、AU Detailsとなっています。このコインは、販売されているものをさほど頻繁には見かけません。発行枚数はそれなりに多いと思いますが、他の藩王国コインに比べると希少性は高めではないかと思います。
今回の旅は、ここまでにしたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました🙇♂️
探求の旅は、まだまだ続きます🐪🌙